狛江市市民体育祭 第26回市民柔道大会
さて、今回は約350人の出場選手とスタッフ50人弱。審判庁に警視庁第七機動隊の渋谷先生。救護にきたみ名倉堂医院の小沼先生。参加して下さった子供たちの所属団体は、警視庁の少年柔道部の皆さま。(第七機動をはじめとしまして、8所轄のご参加)。そして、その他、国士舘少年柔道教室様、調布市柔道連盟様、悠友館、柔友館用賀柔道クラブ、坂口道場といった皆さまがご賛同。ご参加頂きました。
我が道場の成績も総じて良く、関係各位の皆様のご協力で大成功に終わりました。
そんななか、気が付いた事が一つありました。
それは、技術の変化です。僕が学生時代によく言われていた事に「体の小さい(背の小さい)人は、背負い投げと、巴投げをマスターしないと勝てない」という話がありました。相手の力を利用するという意味の他に、「寝技への連携」という意味も含まれていたと思います。抑え込む技が大型な選手に向くというのは自明の理ですので、身長の低い選手は「関節技と締め技」を中心に練習する必要がありました。因みに僕は、巴投げをマスターしきれず、勝てませんでした。
話を戻します。
そこで、よくつかわれていたのがこの技術
三角締め
http://youtu.be/_mzMVgj4MBE
を利用しながら、色々な寝技に変形していく方法で有りました。
しかしながら、相手も解っていますので、そう易々と決めさせてはもらえません。そこで、今回の試合でびっくりしたのは、多くの選手が「袖車締め」という特殊な技術を利用するために開発された寝技を繰り広げていた事です。僕は「横倒し」と言われたと覚えていますが、本当の名前は僕は知りません。
小室宏二先生の入り方
このように、相手にまとわりつくような感じで相手を転がす技術なわけで、「高専柔道」と呼ばれる古い柔道のスタイルからきていると僕は聞いています。
こんな技術を当時は教えてくれる人は、殆どいなかったのが、現在では、小学生が利用している。その事に驚きました。私が思いますに、これらは、DVDやインターネットの賜物なのではないかと思っています。
つまり、以前でしたら、高名な先生や、一部の人しか知らなかったし、練習できなかった事柄が、色々なメディアを使って、紹介されることとなり、有用なものは、凄く早く普及していく。
そのスピードの違いに驚いた次第です。
そんなこんなで、大成功に終わった我が大会です。
そろそろ、震災対応も落ち着いたので、子供たちと一緒に青畳で汗を流し、
指導者仲間と呑みに行きたい今日この頃です。
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失礼します。
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