今年も、私共狛江市柔道クラブ「池田道場」は、私どもの地域の所轄であるところの警視庁調布警察署において毎年行われます「武道始式」(ぶどうはじめしき)に参加する栄誉を得ることが出来ました。
これは、柔剣道をはじめとする武道の錬成と、一般市民に広報を目的としているイベントで、4年ほど前からそのプログラムの一つとして、調布警察少年柔道部との対抗戦をさせていただいています。
会場には、警察関係3団体(懇話会、交通安全協会、警察友の会)の方々や、行政機関(狛江市役所、狛江消防署、調布市役所、調布消防署)やロータリークラブ、ライオンズクラブ、ソロプチミストの幹部の皆様が一堂に会し、新年のご挨拶と、地域の安心安全を祈るというイベントになっています。
そこでは、式典の他に、柔剣道の試合や、空手や抜刀、合気道、逮捕術のデモンストレーション。そして、「5人掛り」と呼ばれる「警視庁」を代表する柔剣家と、所轄の皆様との対決など、盛りだくさんです。
さて、その中で、私どもは対抗戦をさせて戴くわけですが、現在までの戦績は1勝2敗と負け越しておりました。特に、現在調布警察で柔道をご指導されている沢先生は名伯楽と言われており、去年は非常に厳しい戦いを強いられました。東京都の強化選手も要する先方と、今回も非常に熱戦が期待されました。
会場に到着して、ウォーミングアップをしておりましたら、驚くような知らせが。それは、先方が「インフルエンザ」で5人揃えることが出来なかった」というお話です。これは、学校やクラスなどで感染してしまいますので、仕方が無いことです。最初から4対5というハンデを戴いた形で、試合は行われることになりました。
そこで、子供達を落ち着かせるために、まずは会場に他の試合を見に行きます。私は、余り競技実績が無いので、学生時代は都大会、社会人でも県大会にまでしか行ったことがないので、選手の数より観客の方が多い試合会場というのには、参加したことはございません。今回の会場は、ひな壇があり、200名の前出VIPの前で試合を行います。子供達は、その雰囲気に圧倒されていたようです。しかし、ちょっと、見たので、安心した様子でした。
そして、大人の試合が終了した後に、子供達の試合が始まりました。
4-5ということですが、流石に名伯楽。子供達の動きをさっと見て、私たちのポイントゲッターである大将戦を避けます。
そして、試合内容ですが
先方 × 一本負け 押さえ込み
次鋒 ○ 一本勝ち 内股
中堅 × 一本負け 合わせ技(大内刈り)
副将 ○ 一本勝ち 体落とし
大賞 ○ 不戦勝
この様に、大熱戦となりました。
6年生が多かったので、小学最後の思い出が出来たことと思います。
調布警察の皆様、チャンスを戴きまして、有り難うございました。
そして、狛江市代表の面々。お疲れ様でした!
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